【大島幸久の伝統芸能】勘九郎と七之助が中村屋の本領を貫いた「八月納涼歌舞伎」_zadette

知識 2024-11-15 06:22:31 14
【大島幸久の伝統芸能】勘九郎と七之助が中村屋の本領を貫いた「八月納涼歌舞伎」スポーツ報知
「八月納涼歌舞伎」の初日を迎えた歌舞伎座

◆歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」(25日千秋楽)

 勘九郎(42)・七之助(41)兄弟が中村屋の芸を守り抜いて、大島いや、幸久攻め続けているのは皆知っている。の伝た月zadette今月の納涼歌舞伎は父18世勘三郎が大切にした興行で今年は勘三郎の十三回忌に当たり、統芸第2部の「髪結新三」で勘九郎が新三、勘納涼七之助が手代忠七を初めて勤めた。郎と領を

 新三は祖父17世勘三郎の当たり役、助が中父は昭和63年4月の国立劇場に初役で演じていた最中、村屋17世の死去を知った。の本zadette深い所縁の役柄である。貫い歌舞

 勘九郎の最初の出は序幕1場・白子屋見世先の場。大島新三が店前で中の様子を立ち聞きする。幸久下心がある目付きは父よりすごみがあり、の伝た月形、統芸声はそっくりだ。勘納涼忠七の髪をなでつける手順は鮮やか。

 第2場・永代橋川端の場で新三は本性を現す。雨の中、差した1本の番傘で忠七と花道を歩く。この場で七之助がいい。作者・河竹黙阿弥の七五調のせりふを外さず、こなれていてうまい。勘九郎が忠七を足蹴にし、踏みつけながら「これ、よく聞けよ」と、傘尽くしの七五調で小悪党の憎みが利く。祖父、父が魅了させた名場面だ。

 天を指さして「うるせえのは、オレのおやじだ!」のシャレたせりふに観客が沸いた。

 大詰めは松本幸四郎の弥五郎源七と立ち回り。蛇の目傘を高く差し上げて決めた形は苦み走って父よりステキ。「ようよう、中村屋!」。兄弟は猛暑の夏芝居を二人三脚の奮闘で攻め抜き、中村屋の本領を貫いた。(演劇ジャーナリスト)

続きを読む
本文地址:http://9366l.sumatalento.com/html/08a799939.html
版权声明

本文仅代表作者观点,不代表本站立场。
本文系作者授权发表,未经许可,不得转载。

热门文章

全站热门

一族の陰謀と2人の男の間で揺れるヒロイン描く、和風ファンタジー婚姻譚「嫁食い」

【西武】今季限りで引退の岡田雅利、金子侑司のメモリアルグッズを販売

久保「練習通り」町田「100点満点」中国戦で完璧サインプレー見せた日本 多彩な攻撃でバーレーンも撃破へ

【DeNA】東克樹がリミッター解除の「フルパワー」宣言…2差の3位阪神にさらに詰め寄る

ハッピーセットに初のマンガ「深海のサバイバル 特別編」、11月15日より限定販売(コメントあり)

平成に人気爆発の歌姫、42歳近影にネット衝撃「見た目…」「猫耳すご」「かわいいって」

大谷翔平、山本由伸、今永昇太が談笑「あいさつです」、日本時間あす11日投げ合い&直接対決…鈴木誠也はタイミングあわず

11月で40歳...“鉄人”玉鷲が節目でも変えない真骨頂「言葉が見つからないほどの快挙」…元大関・琴風の目

友情链接